2011年に設立30周年を迎えたASIFA-JAPANは、昨年、第14回広島国際アニメーションフェスティバルにて、「設立30周年記念」の上映や展示を行ない、これまでの歩みを祝いました。

国際アニメーションフィルム協会ASIFAは、その規約の前文にあります通り、アニメーションに関わる全ての人々が国際的に協力し合い、アイディアや経験や情報を自由に交換することにより、アニメーションアートがより豊かに大きく発展することができ、また、アニメーションが平和および全ての人々の相互理解を深めるのに役立つことができるという信念の下、非営利の協会として活動しています。
ASIFA-JAPANも、ASIFAの規約に準じて、最もアクティブで着実な支部として、会員一人一人が汗を流してアニメーション界の発展に努めています。

お蔭様で、長年の活動の一つである広島国際アニメーションフェスティバルは、次回、2014年8月の第15回大会で、いよいよ30周年を迎えます。 広島市民の皆様をはじめ、大会の継続にご協力くださっている多くの方々に深く感謝致します。
30年という歳月を経て、広島大会と共に育ってきた国内外の若い才能あるアニメーション作家や研究者等が、国際的に活躍するようになってきました。世界中の多くのアニメーション制作者、プロダクション、また、先生や学生たちが、「広島大会を目標に頑張っている」というお声を寄せてくださり、大変うれしく心強く思っております。

今年は、新しい企画として、『ASIFA-JAPAN作品集DVD - Vol.3』の制作も予定しており、国際アニメーション・デーの催しの中で、会員の作品を紹介して参ります。

今後共、ASIFA-JAPANの活動へのご理解、ご協力を、よろしくお願いいたします。

2013年2月
会長　木下 小夜子

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