IN東京

「世界のアニメーション
- 広島国際アニメーションフェスティバル受賞作品」

1985 年から2 年に一度開催され、世界的にも高く評価されている広島国際アニメーションフェスティバル。
過去の大会の受賞作品から、7 作品を特別上映します。

10月31日(月) 18:30 〜 20:15

(1) Angry Man/アングリー・マン
監督:Anita Killi ノルウェー / 2009 / 19:50
第13回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA’10 グランプリ

秘密であってはならない秘密についての作品。お母さん金魚が死んでしまったとき、男の子はもう耐えられなくなる。彼は自分のファンタジーの世界に浸ることで乗りこえて行く。


(2) Cuckoo's Nephew/カッコーの甥
監督:Oksana Cherkassova ロシア / 1992 / 10:00
第5回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA’94 カテゴリーF (5分〜15分)2位

年老いた祈祷師が、経験を伝授する。

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(3) The Hill Farm/丘の農家
監督:Mark Baker イギリス / 1988 / 17:40
第3回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA’90 ヒロシマ賞

農園の一家は腹をすかせた家畜の餌付けに忙しい。農園は人里離れ、しかも周りの自然は粗暴で危険に満ちている。

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(4) Birdcalls/バードコールズ
監督:Malcolm Sutherland カナダ / 2006 / 4:58
第11回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA’06 デビュー賞

留守電のメッセージをチェックしていると、文字に表された鳥の言葉が鳥の考えを生き生きと描き出す。

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(5) The Mermaid/マーメイド
監督:Alexander Petrov ロシア / 1996 / 10:33
第7回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA’98 ヒロシマ賞

年老いた僧と若い見習い僧がロシアの人里離れた田舎に住んでいる。老僧は昔、愛した女性を裏切ったことがある。彼女は人魚となって、今、再び現れ、恐ろしい復讐をしようとする。愛と裏切り、死と終末の物語。ガラスの上に絵を描く技法。

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(6) Instinct/インスティンクト
監督:Rao Heidmets エストニア / 2003 / 10:25
第10回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA’04 優秀賞

造物主が自ら創り出したものを自分で管理できなくなり、創り出されたものがそれ自身の意思で動き出したらどうなるか。クローンや人工知能の開発に関わっている人々、さもなければ機知に富んだ人々にぜひ見ていただきたい作品。

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(7) Milch/ミルク
監督:Igor Kovalyov ロシア、アメリカ / 2005 / 15:15
第11回広島国際アニメーションフェスティバル HIROSHIMA’06 グランプリ

少年が、愛に目覚めながら、家族の限りある命と向き合ってゆく。網の目のように関連づけられたディテールによって、肉体関係、そして存在の緊張そのものをとらえようと試みながら、少年の様子を描く。

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