ごあいさつ

国際アニメーション・デー 2020 の開催を祝して

ASIFA設立60周年の今年も、10月28日の国際アニメーション・デー(IAD)を中心に、世界各国の皆様と共に「アニメーションの日」をお祝い出来る事を大変嬉しく思います。

国際アニメーション・デー(IAD)は、2002年に国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)が制定した記念日で、今年は第19回目を迎えます。
エミール・レイノーが、1892年に、世界で初めてアニメーションを一般公開したとされる、10月28日およびその前後、世界で「同時に」アニメーションの上映や展示、講演、ワークショップなどを催して、この素晴らしいアートの発展を願うものです。

ASIFA-JAPANは交換プログラム用の3つの作品集『ASIFA-JAPAN作品集Vol.1~3』をご用意し、世界各国の支部と交流しながら「アニメーションの日」をお祝いします。アニメーション芸術文化を通した異文化交流は、国際アニメーション・デーの大きな目的の一つでもあるのです。

今年はコロナ禍で、残念ながら日本でも多くの開催地はありませんが、嬉しいことに、京都と野々市で開催できることになりました。
「in 京都」は、京都芸術大学の特別授業として、「in 野々市」は、野々市市情報交流館カメリアにて一般公開で開催致します。

皆様には、アニメーション芸術の多様な表現の世界をお楽しみいただきたいと願っております。

木下小夜子
ASIFA会長/ASIFA-JAPAN会長