IN広島/プログラム

横川シネマ(ホール) 10月28日(月) 18:00~

広島市西区横川町3-1-12 TEL:082-231-1001
http://yokogawacinema.com/

(1) ジョン・アンド・カレン
監督:マシュー・ウォーカー  2007 / 3’30” / イギリス
HIROSHIMA2008 (第12回大会) 優秀賞

喧嘩の後、ペンギンのカレンに謝るホッキョクグマのジョン。
紅茶を飲みビスケットを食べる。


(2) ミル
監督:ペトラ・フリーマン  1992 / 8’00” / イギリス
HIROSHIMA1992 (第4回大会) デビュー賞

この自伝的作品の中で、主人公は想像力と記憶から生まれたイメージに出会う。カメラの下に置いたガラス板に直接描きながら作った作品。


(3) ビデオゲーム・ア・ループ・エクスペリメント
監督:ドナト・サンソーネ  2009 / 1’22” / イタリア
HIROSHIMA2010 (第13回大会) 木下蓮三賞

Videogiocoはナンセンスでグロテスクなストーリーだ。

こぶしと割られた頭から始まる・・・


(4) トラム
監督:ミカエラ・パヴラトヴァ 2012 / 7’18” / チェコ、フランス
HIROSHIMA2012 (第14回大会) 国際審査委員特別賞

市電の女性車掌の単調な日常業務。毎朝、物静かで、やぼったい、無表情な、よく似た男たちが次々と通勤電車に乗り込んでくる。ところがある日、電車の揺れと道路の振動、自動改札機に差し込む切符のリズムに、車掌は興奮し始め、車体は官能に満ちていく。彼女の欲望が、シュールでエロティックなファンタジーへと誘う...そして、彼女は乗客の大きく紅潮したペニスに乗っていく。ミュージックマエストロ!


(5) オープニングタイトル「MTVトップオブジャパン」
監督:寺井弘典 1995 / 0’49” / 日本
HIROSHIMA1996 (第6回大会) 優秀賞

MTV TOP OF JAPAN (邦楽専門番組)のパッケージング用映像。将来、東京の少年少女達は進化して彼等だけの世界を作ってゆく。例えば、対戦ゲームが進化して、対人用のゲーム・インターフェイスで戦い合う。彼等はたくましく未来の東京で生きていく。


(6) ヘッド・オーバー・ヒールズ
監督:ティモシー・レカート  2012 / 10’18” / イギリス
HIROSHIMA2012 (第14回大会) 観客賞

長年連れ添った夫婦の心は次第に離れていった。夫は床で生活し、妻は天井での生活を送る日々...二人の結婚生活は不安定な状態のまま。


(7) ラヴァトリー・ラヴストーリー
監督:コンスタンティン・ブロンジット 2007 / 9’39” / ロシア
HIROSHIMA2008 (第12回大会) 優秀賞

恋はいつも突然やって来る。仕事中に恋が芽生えても不思議ではない。たとえそれが予期せぬ場所で起こったとしても。


(8) ダイバーズ・イン・ザ・レイン
監督:プリット・ピャルン、オルガ・ピャルン  2010 / 23’19” / エストニア
HIROSHIMA2010 (第13回大会) ヒロシマ賞

デイタイムダイバーと夜間歯科医の物語。
彼らのキスはいつもお別れのキス。彼はダイバーとして日中海に潜り、 一方彼女は昼間は疲れて眠らなければならない。しかし、夢の中にも心休まる場所はない。大きな船が雨の中、ゆっくりと沈もうとしている。 二人の関係が終わりに近づいていることに誰も気づかない。