国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)及び日本支部(ASIFA-JAPAN)について

国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)は、アニメーション芸術の国際的振興とアニメーションを通じた相互理解と友好親善を目的とする、世界で唯一のアニメーションの非営利国際組織です。


1960年、ノーマン・マクラレン、ジョン・ハブリー、ポール・グリモー、イワン・イワノフ・ワーノ、カレル・ゼーマン、アレクサンドル・アレキセイエフ、レフ・アタマーノフ、イリ・トルンカ、ジョン・ハラス等、アニメーション界の巨匠達によって設立され、本部はフランス・アヌシー市に登録されています。


今日では、およそ5,000人の世界中のプロのアニメーション関係者が所属しています。ASIFAは、個人会員で構成される国際組織ですが、活動の促進を図るべく、国や地域で支部を設置することが認められており、現在では40以上の支部/事務所が存在しています。アニメーションの普及と発展のために、また、アニメーションを通じた異文化理解と友好のために、国際的に協力しながら活動を展開しています。


日本では、1981年、久里洋二、薮下泰次、手塚治虫、持永只仁、川本喜八郎、木下蓮三らを含む22名により、ASIFA規約に準ずる支部としてASIFA-JAPANが設立され、現在では76名の日本を代表するアニメーション作家や関係者が所属しています。


ASIFA-JAPANは、1984〜2020年、アジアで初めてのASIFA公認国際映画祭として、広島国際アニメーションフェスティバルを運営、共催してきました。広島市とASIFAとが「愛と平和」を願う心を共有し、木下蓮三・木下小夜子両氏によって設立されたこの映画祭は、1985年に被爆40周年記念事業として第1回大会が開催されて以来、コンペティション、特別上映、展示、セミナー、ワークショップ、 エデュケーショナル・フィルム・マーケット等から成る、アニメーションの総合的な国際文化事業として、ほぼ2年毎に継続開催。ASIFA会長/ASIFA-JAPAN会長でもある木下小夜子氏が第1回大会からフェスティバルディレクターを歴任し、米国アカデミー賞およびアニー賞の公認も得て、プログラム構成、運営、共に世界で最も質の高い映画祭として高く評価され、また、優れた才能が発掘される場所として、アニメーション関係者のみならずメディア界全般から注目を集めてきました。しかし、2020年の第18回大会で突然終了することとなりました。現在、ASIFA-JAPANでは、ASIFAの精神を受け継ぐ新たな映画祭「国際アニメーションフェスティバル in JAPAN」の設立に向けて準備を始めています。


このほか、毎年開催している国際アニメーション・デー(10月28日)記念上映会等を行なっています。


ASIFAおよびASIFA-JAPAN は、機会の公平性、表現の自由の擁護、著作権の保護等を第一義としながら、アニメーション制作者および関係者の社会的、経済的状況の向上に努め、国際的な芸術文化振興に寄与しています。


国際アニメーションフィルム協会 (ASIFA)
国際アニメーションフィルム協会 日本支部(ASIFA-JAPAN)
広島国際アニメーションフェスティバル(アーカイヴ)