IN京都

 

世界のアニメーション:広島国際アニメーションフェスティバル受賞作

11月1日(木) 17:45 〜

(1) ニュルカのサウナ
監督:オクサーナ・チェルカッソバ  1995 / 10:32 / ロシア
第6回大会 国際審査委員特別賞

ロシアで結婚式前に行われる伝統的な入浴の儀式。


(2) ライアン
監督:クリス・ランドレス 2004 / 13:50 / カナダ
第10回大会 木下蓮三賞

紳士の物乞い。カナダのアニメーションの先駆者の一人。アカデミー賞候補。貧乏人。創作できない芸術家。この世を観ている神。堕天使。傲慢。内気。壊れている。しかし破滅してはいない。


(3) ネコと仲間
監督:アレクサンドル・グリエフ 1990 / 8:30 / ロシア
第4回大会 ヒロシマ賞

ネズミを取らないものぐさネコはネズミと仲良しなので家を追い出される。ネコ とネズミは家に帰るため協力して作戦をたてる。


(4) ファーザー・アンド・ドーター
監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット  2000 / 8:30 / オランダ、イギリス
第8回大会 グランプリ/観客賞

父は娘に別れを告げ、去って行った。娘は父が戻ってくるのを待った。何日も、季節が変わっても、何年も・・・。


(5) スプリング
監督:シルケ・パルツィヒ 1996 / 4:17 / ドイツ
第7回大会 優秀賞

春の到来を祝うヴィヴァルディの曲に合わせて千本の緑のフォーク、12客の白い椅子、そしてテーブルがダンスをする。



(6) 愚か者の村
監督:ユージン・フェドレンコ、ローズ・ニューラブ 1999 / 12:41 / カナダ
第8回大会 木下蓮三賞

生まれた時から住んでいるケルムの村での日々の生活にうんざりしたシュメンドリクは、知を求めて旅立つ。新たなケルムにたどり着きはしたものの、懐かしい鶏の鳴き声までそっくりそのままの、昔のケルムと瓜二つだった。ユダヤの民話をもとに、ジョン・ラザルスが脚色したもので、気味悪いほどにかよったシュメンドリクの新しい生活ともとの生活を描き、自分の持っていないものをロマンチックに描きがちな我々の性癖をおもしろおかしく表現する。


(7) アップルパイ
監督:イザベル・ファベ 2006 / 9:23 / スイス
第11回大会 優秀賞

肉屋に恋をしたパン屋の乙女。しかし、猟師の連れている犬が、彼女の計画を台無しにする。


(8) アングリー・マン
監督:アニータ・キリ 2009 / 20:00 / ノルウェー
第13回大会 グランプリ

秘密であってはならない秘密についての作品。お母さん金魚が死んでしまったとき、男の子はもう耐えきれなくなる。彼は自分のファンタジーの世界に浸ることで乗りこえて行く。