IN京都/プログラム

「世界のアニメーション
 -広島国際アニメーションフェスティバル受賞作品より-」

10月18日(火) 18:10 〜19:45

(1) ザ・トラム No.9・ゴーズ・オン
監督:ステパン・コワル 2002 / 9:23 / ウクライナ
第10回大会 優秀賞

私たちの人生について。
.


(2) ニブルス
監督:クリス・ヒントン  2003 / 4:45 / アメリカ
第10回大会 優秀賞

実話を元に、モントリオールの原生林の中、釣りをしながら旅する父と息子達を描く。家族旅行の喜びとファストフードの様々な驚異を讃える陽気なアニメーション作品。道中の楽しみ、自然の美しさ、家族で出かける時の中心である食事時に充分空腹を満たしたり、といった飾らない真実を描く。


(3) エックス・チャイルド
監督:ジャック・ドゥルーアン  1994 / 4:49 / カナダ
第6回大会 優秀賞

もの静かな田舎の家庭に突然1人の兵士が現れ、13歳の少年とその父親に志願を要請する。その国は戦争中だった。戦争の規模を知るすべもなく、少年は銃をかざし、得意満面。けれども、その行く手には戦争の現実が待ち構えていた。


(4) ガード・ドッグ
監督:ビル・プリンプトン  2004 / 5:15 / アメリカ
第10回大会 優秀賞

私が公園で見た、のべつまくなしに吠えたてる犬にインスピレーションを受けた作品。
なぜ、この犬は罪のない物に対してそんなに怒っているのだろう?この謎 に答える。犬は、ブッシュ大統領と彼の外交政策の比喩と捉えることもできる。


(5) 家を買った男
監督:ピョートル・サペガン  1998 / 7:08 / ノルウェー
第8回大会 ヒロシマ賞

ある日、一人の男がカムペンの市街地に家を買った。が、そこにはもう誰かが住んでいた…


(6) ザ・グラヴ
監督:ホアン・パブロ・ザラメラ  2001 / 9:53 / アルゼンチン
第9回大会 優秀賞

片方だけの手袋の入った不思議な箱を、はからずも受け取ることになった男の話。受け取った瞬間から、彼の人生を永久に変えうる企てにはまりこんでしまう。


(7) ザ・マーメイド
監督:アレキサンドル・ペトロフ  1996 / 10:33 / ロシア
第7回大会 ヒロシマ賞

年老いた僧と若い見習い僧がロシアの人里離れた田舎に住んでいる。老僧は昔、愛した女性を裏切ったことがある。彼女は人魚となって、今、再び現れ、恐ろしい復讐をしようとする。愛と裏切り、死と終末の物語。ガラスの上に絵を描く技法。


(8) ブリタニア
監督:ジョアンナ・クインヌ  1993 / 5:00 / イギリス
第5回大会 カテゴリーE(上映時間が5分以内の作品)1位

「ブリタニア」は英国の特質を風刺したもので、富と力を求めて、他民族の誇りと豊かな自然を奪ったようすを描く。けれども、最後には正義が勝つのだ。


(9) ザ・サスペクト
監督:ホゼ・ミゲル・リベイロ 1999 / 24:45 / ポルトガル
第8回大会 国際審査委員特別賞

列車のコンパートメント。4人の乗客、車掌、キャンプ用ナイフ、そして暗殺者かもしれない人。彼らはみな無事に旅を終えられるのだろうか?