IN京都/プログラム
「世界のアニメーション
-広島国際アニメーションフェスティバル受賞作品より-」
レクチャー:木下小夜子氏
広島国際アニメーションフェスティバルの受賞作品を上映しながら、
フェスティバルディレクターであり、ASIFA会長でもある木下小夜子氏が、
アニメーション表現の多様性と、作品から読み解く異文化交流の意味について語る。
10月25日(土) 16:45 〜
(1) 丘の農家
監督:Mark Baker イギリス / 1988 / 17:40
第3回広島国際アニメーションフェスティバル ヒロシマ賞
農家の一家は、腹をすかせた家畜の餌付けに忙しい。農家は人里離れ、
しかも周りの自然は粗暴で危険に満ちている。
(2) 深遠への旅
監督:Georges Schwizgebel スイス / 1992 / 4:00
第4回広島国際アニメーションフェスティバル カテゴリーE (5分以内)2位
疾駆する馬上の2人。そのリズムに合わせて動く別の画面と交互に2人は消えてはまた現れる。
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(3) ビッグスニット
監督:Richard Condie カナダ / 1985 / 9:49
第1回広島国際アニメーションフェスティバル ヒロシマ賞
スクラブルゲームや家具壊しに熱中しているおかしな夫婦のラブストーリー。
家の外では核戦争が始まり、意外な結末が・・・。
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(4) リボルバー
監督:Jonas Odell, Stig Bergqvist, Lars Ohlson, Martti Enstrand
スウェーデン / 1993 / 7:53
第5回広島国際アニメーションフェスティバル 国際審査員特別賞
時の経過の短い歴史。
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(5) スクリーンプレイ
監督:Barry J.C. Purves イギリス / 1992 / 11:10
第5回広島国際アニメーションフェスティバル カテゴリーF (5~15分)1位
ドラマチックな青春時代の思い出に次第に耽溺してゆく老いた日本人男性を、多重構造で描く。
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(6) ラビット
監督:Run Wrake イギリス / 2005 / 8:35
第11回広島国際アニメーションフェスティバル 国際審査員特別賞
1950年代の教育絵本の表示形式を題材にした大人向けの童話。
少年と少女がウサギのおなかから偶像を見つけると、そのあとからお宝がざくざく・・・ でもいつまで出てくるやら?
(7) ニブルス
監督:Christopher Hinton カナダ / 2003 / 4:45
第10回広島国際アニメーションフェスティバル 優秀賞
実話を基に、モントリオールの原生林の中、釣りをしながら旅する父と息子たちを描く。
家族旅行の喜びとファストフードの様々な驚異を讃える陽気なアニメーション作品。
道中の楽しみ、自然の美しさ、家族で出かける時の中心である食事時に充分空腹を満たしたり、といった飾らない真実を描く。
(8) アップルパイ
監督:Isabelle Favez スイス / 2006 / 9:23
第11回広島国際アニメーションフェスティバル 優秀賞
肉屋に恋をしたパン屋の乙女。しかし、猟師の連れている犬が彼女の計画を台無しにする。
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(9) バランス
監督:Wolfgang & Christoph Lauenstein ドイツ / 1989 / 7:40
第3回広島国際アニメーションフェスティバル カテゴリーF (5~15分)1位
5人の男たちが宙を漂う台の上を動いている。台のバランスを保つには、
男たちがかける重量を均等にしなければならないが・・・。